素もちの健やかライフ

【公務員早期退職組】セミリタイア、投資、節約、健康などについて

FP2級への道(その9):合格証書

 先日、合格証書が届きました!
 合格日は令和8年6月15日

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 試験当日に点数が分かるので合否を知ることはできるものの、試験実施機関から正式に合格を認定されるまではモヤモヤしていたので、スッキリしました。晴れてFP2級合格者と胸を張れます。

 賞状は3級と2級では見た目や大きさ(A4サイズ)は変わりません。単純に「三」級が「二」級になっただけです。変更点はそこのみ。

 FPとしての実務経験は積めないので、2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持っているだけで、職業としてのファイナンシャル・プランナーになった訳ではありません。
 なんちゃってFP2級な私ですが、当ブログの記事には多少の重みが出たのかなとは思います。

 次回の「FP2級合格への道(最終回)」で詳しく書きますが、個人がお金の知識を得るためであればFP3級までで十分だと思います。それでも、お金の知識はあればあるだけ役に立つとは思うので、FP2級合格を通して得られた知識を今後の資産形成に活かしていきたいと思います。

 それにしても、努力して結果が出るのは嬉しいですね。

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当ブログ注目記事の更新について

 当ブログで多く読まれている記事についてリライトを進めていきます。今日は「退職を考えている公務員の方へ。後悔しない選択を (前編)」を更新しました。

 細かな修正ではなく、追記したものは改めて紹介させていただきます。

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セミリタイア後1年経過

 いやぁ、4月に入りましたね。

 国家公務員(Ⅱ種)を昨年の3月末で退職し、4月から週4日勤務のパートになり、セミリタイアして1年が経ちました。この間、様々な新しいことに挑戦してきました。

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1 4月からパート勤務。慣れるまで苦労しましたが、前職に比べれば随分楽になりました。
2 ファイナンシャルプランナー(以下、FPと表記)3級の試験勉強、そして合格
3 FP2級の試験勉強。
4 新しい趣味として、動きの激しいスポーツを開始。家族でワイワイ楽しんでます。
5 新しい趣味として、動きの穏やかなスポーツを開始。ドハマリ中
6 後回しにしていた歯科、眼科、整形外科及び整体院への受診。健康への投資。
7 株式等への投資を積立一辺倒から高配当投資を取り入れた。
8 生命保険及びがん保険の解約。解約返戻金があり、それは投資の原資へ
9 電力会社の乗り換え。
10 古い友人に6年振りに合う。
11 残業と休日出勤がなくなったことで、家事負担割合が増加し、妻の負担軽減。家族との思い出作りを積極的に行う。
12 私と妻の実家にそれぞれ隔月で帰省。親との思い出作りを積極的に行う。
13 私の親について、地域包括支援センターへ連絡して介護認定の申請を依頼。まだ自立して生活できるものの一歩早めに行動。
14 帰省の際、私の親が無駄に入っていると思われる生命保険を発見。近日中に詳細確認し解約手続き予定

 など、ちょっといろいろやり過ぎてFP2級の勉強が疎かになっているところではありますが、ガラリと生活が改善された1年だったと思います。
 それ以外にも平日の昼間に用事を足したり、好きなことをしていると幸せを実感します。
 人生の優先度は健康>時間>お金。とは言え、お金(資産)を最低限保有しているのが前提ではあるので、コツコツ預貯金を増やし、コツコツ投資をしてきた自分を褒めたいです。それができたのは図書館で投資関係の本を読んで勉強し、実践してきたからです。知っているだけではダメ。とりあえず小さくていいので始めてみる行動することが大事です。
 お陰様でセミリタイアして収入は減りましたが、この1年、資産は目減りしていません


 そうそう、3月分の給料が出ましたので、パートでの年間手取り額が確定しました。当初、公務員時代と比べて年間の手取り額が3.5分の1まで減ると予想していましたが、2.7分の1で済みました。これは想定外でラッキーでした。その要因については伏せますが、今の職場は自分にとって都合の良い職場なので長く勤務できればいいなぁと考えています。


 さて、今までは「退職後◯カ月経過」として記事を公開してきましたが、今後は、何か感じたことがあった時に「セミリタイア後◯年◯ヵ月経過」として記事を書きたいと思います。
 もはや退職後ではない、そういう感覚です。
 40代は子供が小さく育児に追われ、60代は体力の低下が進んでいく。その中間の50代はゴールデンエイジであると考えます。
 その50代でセミリタイアしたのは大正解で、第二の青春を謳歌しています。

 なお、この記事は、たまに気分を変えようと、平日の昼間にファミレスで安いドリンクバーを注文し、数時間居座ってドリンクをガバガバ飲みながら執筆しました。

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退職を考えている公務員の方へ。後悔しない選択を (後編)

更新日:2026.6.24

それでは後編です。前編はこちら↓  

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4 それでも退職を考えるなら

⑴ 健康面に不安がないか

 まずは現時点で療養中など健康面に不安があるなら、公務員を退職せずに病気休暇などの制度を最大限利用して療養に専念してください。職場に遠慮することはありません。公務員の恵まれた福利厚生を有効活用しましょう。
 ただその場合、職場に穴を開ける訳ですから表面上だけでも迷惑を掛けてしまっているという姿勢を見せることは必要だと思います。
 私も公務員現役時代は一部の病休を繰り返すメンタル疾患系の職員を支える大勢の職員の中の一人でしたので正直思うところは多々ありますが自分の人生は自分が主役ですので他人を意識し過ぎず利用できるものは利用すべきです。
 当然、突発的なけがや病気による一時的な病休者は持ちつ持たれつなので仕方ないとは思います。私も過去に2週間、ちょっとした手術のために入院して病休を取ったこともあります。

 逆に、公務員を続けることが原因で症状が悪化する、近い将来体調を崩す可能性が高いと判断されるなら話は別です。自分が健康になる方向で対策を考える必要があります。
 健康でなければ人生を楽しむことはできません。自分を守れるのは自分しかいません。そして、自分で自分を守ることができて初めて大切な人を守ることができます。
 職場は自分のことを一生面倒みてくれる訳ではありません。割り切りましょう。

⑵ 自分が一番大事

 負の感情に支配されず、キャッシュフロー表を基に有料でファイナンシャル・プランナーに相談し、配偶者の理解が得られ、現状把握と将来への確かな計画を立て、現時点で健康面に不安がないなら、本腰を入れて退職について考えていきます。

 まずは、退職金と当面の生活資金や教育資金、ある程度の老後資金以外で2年位は無職でも生活できる余裕資産があることは最低条件です。仮に、退職直後の転職に失敗しても、2年間あればある程度妥協しながらでも必死になって新たな収入源を見つけることでしょう。
 間違っても子どもの教育資金を食いつぶしてしまうことはないようにしたいものです。

 そして、本当に退職することが選択肢として一番いい方法なのか。自分にとって何が一番大事なのかを軸に考えます。まずは自分第一そして家族への影響の程度を考慮します。

 私はハローワークでの求人申込時に窓口の職員さんに短時間ですが再就職について相談したり、民間企業が地域貢献のため行っている職業紹介所にも行って、公務員を退職することや民間の求人状況の現状なども聞いて参考にしました。
 この様に、ファイナンシャル・プランナー以外の利害関係のない第三者に相談することも有効です。

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⑶ 退職のきっかけは気にしない

 少しでも退職のことを考えるということは現状に違和感や不満があるからだと思います。それが退職しないで解決できれば一番いいかも知れませんが、そう簡単ではないのが現実ではないでしょうか。
 何かをするために退職したいのか。退職することが目的なのか。 
 やりたいことがあって退職するのは目標が明確で自分も周囲も納得しやすいです。そのやりたいことが無謀なのか、生活していけるのか、成功しなかった場合にどう行動するかを考えていけばいいので前向きな退職と言えるでしょう。

 私の場合はそうではなかったので悩みました。罪悪感や無力感に襲われました。
 仕事に忙殺されて嫌気がさしたこと、このままではメンタル的に危険があると感じたこと、家族と過ごす時間が取りにくくなったこと、各部署の上司の仕事をする姿を見ても明るい未来は見えなかったこと、もともと業務内容に興味がなかったこと、ある程度の資産があったこと、50代の先輩職員が亡くなり寿命や健康寿命を考えたことなど複数の要因があって退職を考えてしまいました。
 基本的に後ろ向きな選択です。自分にも周囲にも胸を張って主張できません。ただ、退職後のことを考えると仕事で押し潰されていたやりたいことが次々と膨らんでいきました。正直、後ろ向きの選択を正当化するためだったのかも知れませんし、そう言われても否定はしません。
 それでも私は後ろ向きな退職が悪で、前向きな退職が善だとは思いません。事実としてあるのは退職したという行為だけだからです。そこに深い意義や正当化が必要なのでしょうか。

⑷ 転職先(健康保険と厚生年金への加入)

 多くの方は、公務員退職後も何かしら労働収入が必要になってくるものと思われます。転職先が正社員なのか、パート・アルバイトなのかで転職の難易度は相当変わるでしょう。
① 正社員の場合
 まず、基本的に年収は大きく下がる可能性が極めて高いです。もし上がるのであれば公務員時代よりも忙しくなるのではないでしょうか。 
 30代前半までの方はストレスフルで長時間労働になったとしても、どうしてもやりたい仕事があると言うのであれば、正社員を考えてもいいかも知れません。恐らくそれより上の年齢であれば正社員での就職自体が難しくなってくるのではないでしょうか。
 ただ私は、正社員を目指した転職活動を全くしなかったので、これ以上は何も言えません。

② パート・アルバイトの場合
 正社員での転職よりも、ハードルは相当下がります。
 何を重視して就職先を決めるのか。労働時間、労働日数、賃金、仕事内容、責任の度合い、通勤時間など。
 私は手取り15万円前後で、土日祝休み、残業なし、健康保険と厚生年金に加入できて、ある程度は公務員の経験を活かしやすく、責任の軽い立場になれるストレスの少ない職場を探しました。

 職種にこだわりはなかったのですが、採用された際にどういう人が同僚になるかは考えました。
 体力勝負の職場は他の労働者の質が荒々しい可能性が高く、元公務員であれば職場の雰囲気に馴染めないでしょう。最悪、身体を痛めたり、人間関係のために早期退職することになるかも知れません。
 どういう環境下で働くかは、仕事内容以上に重要です。業種として、ある程度は頭を使う仕事の方がパート・アルバイトとは言え、それなりの人が採用されているでしょうし、公務員として事務仕事をしてきた経験が十分生かせると思います。

 また、当然ながらパート・アルバイトは正社員ではないため立場的に弱いですし、年下の正社員に使われることにもなります。それだけでなく、先輩パート・アルバイト社員からもアドバイスを貰うことになるでしょう。職場で自分が一番下であり、言われたことを素直に受け入れる態度周りを立てる意を持つ必要があります。それが面白くない方は辛いかも知れませんね。
 私は10代の新入社員さんにも必要以上にペコペコしてますし、先輩パート社員はベテランが多く、実際仕事でかなり助けてもらっているので、新人として立場をわきまえて行動しています。

 一方で、すこしずるい考えも持っています。
 職場は私を都合よく使っているのでしょうが、私も職場を都合よく使わせてもらってます。圧倒的に立場が弱いのはこちら側なのは間違いないものの、今の職場にすがりつく必要はありません。これはある程度の資産があるから言えることです。
 やはり資産は人生の自由度を高めてくれます。

 所詮はパートなので、難しいことは正社員に聞いたり、振ったりして、次の日に仕事を持ち越すことはありません。忙しいのも所定労働時間内だけに限定されるので、職場を出れば仕事のことは一切考えなくてすみます。重要なことや難しいことは給料の高い正社員がやればいいのです。私も公務員時代はパートさんのフォローをしていました。当然のことです。

 今の職場を選んだのは、とりあえず1年間は会社の健康保険に加入するのが最大の目的だったと言っても過言ではありません。公務員退職直後に国民健康保険へ加入するのだけは絶対に避けたいところです。
 国民健康保険の保険料は前年(1月〜12月)の所得に応じて決まり、本人が100%保険料を負担するため、公務員時代の高い所得で計算された保険料は恐らく高額になるはずです。
 転職先が短時間就労のため会社の健康保険に加入できない場合や、しばらく無職でいる場合は、公務員時代に加入していた共済組合の任意継続組合員を選択するのがベストかと思われます。
 正確な保険料は、共済組合とお住まいの市町村のそれぞれに確認してみてください。

 私の場合は2025年3月までは公務員として割と高額な給料をもらい、4月からパートになりガクンと給料が下がりました。少なくとも2025年度は会社の健康保険に加入して保険料を押さえられさえすれば、仮に2026年度に無職になって国民健康保険に加入したとしても2025年の低い給料を基準に保険料が算出されるはずで、更に2027年度になれば公務員時代の給料は算定基準から外れるため、さらにもう一段保険料は下がるでしょう。
 よって、退職後1年間は会社の健康保険に加入できる職場に就職し、2年目以降から国民健康保険しか入れない労働時間が短いところへ転職するという2段階での転職を考えるのも一つの方法です。

 もちろん、最初から短時間就労にして共済組合の任意継続組合員を選択する方法もあります。

 その他にも、厚生年金に加入できるかも重要です。可能な限り厚生年金にも加入して年金額を積み上げていきたいところです。

 正直、今のパートの仕事も別に好きではありません。ある程度経験が活かせるので、新たに覚えることが少なくてすむことと、拘束時間が短く、責任が少ないので、割り切って働いています。今の職場は条件が良いので少しだけ給料以上の成果を出して、最低でもあと4年くらいは雇い続けてもらえるよう一生懸命働いています。

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⑸ 早期退職募集制度における退職金割り増し 

 早期退職で退職金が割り増しになる制度はありますが、50代前半では認定される可能性は低いです。私も応募しましたが、案の定、不認定となりました。
 募集要項では50歳から応募できるものの、年齢が上の方から優先して認定となるため、50代前半まで募集枠が残る可能性は低いでしょう。
 ただ、一度応募して不認定となった場合、次回の募集時に応募すれば優先度が上がるようですので、認定されるまで応募し続ける方法もありますが、自分が応募していることは人事課や所属長には知られるので、仕事を続けにくく感じる部分も出てくるでしょう。ただ、ここでも割り切りは必要で職場に気を使い過ぎなくてもいいとは思います。
 重要なのは、退職したいのか、割り増しの退職金が欲しいのか、どちらなのか。単純な金額だけに引っぱられることなく、目的が何かを明確にすれば答えは出るはずです。
 なお、退職するのであれば認定される確率が低かったとしても申し込むべき制度ではあります。

5 退職願いの提出後

⑴ 円満退職

 退職すること自体に職場へ気を使う必要はありません。リスクを負っているのは自分です。冷めた言い方になりますが所詮は仕事上の関係ですし、自分一人がいなくなっても組織には何も影響はありません。
 ただ、社会人として最低限は仕事を片付けて、引き継ぎ書を作り、円満に職場を去る努力は必要です。

 私は年度末に1日半有休を取っただけで、それまでは出勤して、引き継ぎ書も残しました。それでも「飛ぶ鳥跡を濁さず」は実践できず力不足で多くの仕事を残してしまいました。

 自己満足でしょうが、有休消化で2月中旬から年度末まで休むこともできたものの、ほとんどの有休を捨てて仕事をすることで自分なりに職場に対して誠意を表したつもりです。

⑵ 退職挨拶ハガキ作成

 退職後も新生活で忙しいので、3月中には退職挨拶のハガキは作っていました。3月末に退職し、4月中旬に全道の職場へ発送しました。
 人事異動の内示で退職が公表された後も、特にこちらからお世話になった方々へ個別に連絡はしませんでした。一瞬考えましたが、挨拶する人をどの範囲まで広げるか、線引きが難しかったためです。
 ただ、仲の良い同期には内示発表前にメールはしました。

⑶ あとは粛々と

 総務部署などから退職に関する多くの手続きが求められますので粛々とこなします。

 就職活動も並行するのであれば、それなりに忙しいですが、気が張っていたのか、公務員を退職する開放感があったためか、疲労感はありませんでした。

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6 退職後

 最終出勤日は午前中まで仕事をして午後から有休を取得しました。ありがたいことに職場から餞別をいただき、挨拶をすませて職場を出ました。その時の空はいつも以上に澄んで見えました。
 あの開放感は一生味わえないと思います。あまり意味を感じられなかった公務員時代の仕事の数々から離れられることの喜びでいっぱいでした。人間関係には本当に恵まれていたので今までやってこられましたが、これ以上はなかなか難しかったと思います。
 当然、怖さもありました。それでも4月からの職場も決まっていたこともあり、新しい人生に向けてエネルギーが満ちていくのを感じました。

 退職後の気持ちについては「退職後○か月経過」という記事を書いていますので、そちらもどうぞ。

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7 まとめ

 ここまで読んでいただいた方なら自分で冷静に判断できると思うので、どんな選択をしても大きな失敗や後悔をすることは少ないのではないかとは思います。
 客観的な視点で作った計画を随時修正しながら進めていけば問題はないと思われます。
 株式投資等での資産形成を続けること、資産運用に関しては50代以降で、ある程度資産が積み上がっている場合は高配当の投資信託やETFにも投資をして分配金等を得て日々の生活費の足しにすることができれば、安全な退職に繋がるはずです。

 高収入や安定への依存度が高くなければ公務員を早期退職すること自体に大きな問題はないのかも知れません。
 最終的には結果は誰にも分かりません。考え抜いて、家族の理解が得られたのであればどんな結果でも納得できるのではないでしょうか。

 健康寿命を考えれば人生は自分が思っている以上に短いことに気がつくと思います。やりたいことがいつまでもできるとは限りません。私はお金より健康や時間を重視してセミリタイアする道を選び、公務員を早期退職して一年が過ぎようとしています。新しい環境への対応に多少のストレスはありましたが、後悔していません。
 今年度の収支を精査し、キャッシュフロー表を修正して精度を高めて今後の生活設計を見直し、自分が思う自分らしい自分の実現のため、家族を守り、家族に守られながら、生きていこうと思います。
 わがままでしょうけど、好きなことでなければ頑張れないなぁ、と言うのが正直な感想です。
 それでも24年間は公務員を続けたので、多少は頑張ったかなとも思います。それなりに努力もしました。別の省庁に採用されていれば定年まで働いていたかも知れないなぁと思うこともありますが、逆にもっと早く退職していた可能性もある訳で、24年間勤めた職場で公務員として働けたのは凡人の私にとっては本当に運が良かったと思います。
 収入面、福利厚生面だけでなく、社会人として多くの経験をさせてもらい、公務員の道を選んだことは大正解でした。

 また、貧乏性だったため自然と預貯金が増えて投資資金が溜まり、株式等への投資を始めるきっかけになり、資産形成が進んだことも退職を可能とした大きな要因だったと思います。


 最終的には公務員を続ける理由があるのか、ないのか。
 ビル・パーキンス著の大ベストセラー「DIE WITH ZERO」で書かれていた、「ある程度の資産がある前提で、健康>時間>お金」を軸に考えることが人生を豊かなものにできると思います。

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 とにかく少しでも動いてみる。試してみる。そして、その結果から更に考えを深める。
 仕事に人生を奪われ過ぎることのないような、笑顔が消えることがないような選択をすれば後悔する確率は減るのではないかと思います。
 少しでもこの記事が参考になれば幸いです。


MOVE」、臆病な私自分を奮い立たせる言葉です。

 

 最後に、上記に関連したオススメ書籍を紹介します。

① #シンFIRE論 著:穂高唯希
 FIRE(セミリタイア)は目的ではなく、よりよく生きるための手段である。その心得などが記された良書。FIRE達成のノウハウ本ではありません。

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② 100歳まで残す 資産「使い切り」実践法 著:野尻哲史

 資産形成だけでなく、その先の取り崩しについて具体的に書かれており、年配者はもちろんのこと、若年者もゴール(取り崩し)を見据えることで投資をする意味が明確となり投資行動が加速する、投資人生のバイブル。

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③ DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著:ビル・パーキンス

 ゼロで死ぬのが目標ではなく、人生を豊かにする手段。健康>時間>お金。やりたいこと、やれることには賞味期限がある。アリでもキリギリスでもない新しい生き方の提案書。

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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(後編)

更新日:2026.6.24

 それでは後編です。前編はこちら↓

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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

著者:ビル・パーキンス
訳者:児島 修
初版発行:2020年9月29日

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7 ルール6:年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する

⑴ お金の価値は加齢とともに低下する

 何でもできる現役世代と寝たきりの高齢者、どちらがお金を使って人生を豊かにできるかは考えるまでもありません。
 旅行を躊躇する理由を尋ねた調査結果として、60歳未満では時間お金75歳以上では健康上の問題と答える割合が多かったそうです。加齢に伴い、お金があっても旅行には行けなくなる、自分にとってお金の価値が低下する、ということです。
 旅行だけでなく、スポーツを趣味にしていても加齢とともに頻度や強度が減っていくと思われます。若い頃に、実力に見合った道具を揃えるコーチのレッスンを受ける大会に出場する、遠征する、などにお金を使うことができれば、技術力の向上、経験や思い出が得られ、よりよいスポーツ人生が送れるでしょう。
 いつまでも若い頃と同じようにスポーツを十分に楽しめる訳ではないことは、50代前半の私には身に染みて理解できます。
 健康なうちにお金を使った方が人生を楽しめるのは間違いなさそうです。

⑵ 「お金」、「健康」、「時間」のバランスを取る

 経験から価値を引き出しやすい年代に貯蓄を抑えてお金を多めに使う。支出と貯蓄のバランスを人生全体の視点で調整すべき、との意見には概ね賛成です。

 若い時代に貯蓄を抑え過ぎると資産形成に支障が生じる可能性が高いので注意が必要です。再現性が高い資産運用である株式(インデックスの投資信託)等への投資については、できれば10代から少額でいいので行って、時間を最大限味方につけて複利の力を享受すべきと考えているので、貯蓄をどの程度まで抑えるか、抑え過ぎないようバランスをとる必要はあります。

 ある程度の貯蓄(資産)がなければ、安心して人生を楽しむことは難しいです。この点でも、ルール5にあった親からの生前贈与は有効な手段だと再認識させられます。

「お金」、「健康」、「時間」のバランスが人生の満足度を高める重要な要素ですが、若い時は「健康」が多め、60代以降は「お金」と「時間」が多めにある状態であり、その中間世代である30〜40代が人生の真の黄金期と述べられています。

 また、各年代に応じて「お金」、「健康」、「時間」のバランスを取るため、その時に豊富なものを足りないものと交換するとのことですが、著者も健康が一番大事とも言っておりますので、「健康」を「お金」や「時間」に交換するのは最小限にした方がいいでしょう。

 その他にも著者は、若者は「時間」を「お金」に変え過ぎている、もっと自由な時間を大切にすべき、30〜40代は「お金」に余裕があれば、家事代行サービスを利用するなど「お金」で「時間」を買うべき、「お金」よりも「健康」と「時間」を重視することが人生の満足度を上げるコツである、「お金」が少なくても「健康」であれば工夫次第で様々な経験が積める、あらゆる年代で健康の改善は人生を改善する、健康であれば確実に経験をもっと楽しめる、とも述べています。

 よって、最終的な価値としては、健康時間お金の順になると結論付けており、私も完全に同意です。健康があれば、治療などに時間を奪われませんし、仕事をしてお金を稼ぐことができます。

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8 ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する

 この「賞味期限」という考え方、本当に大事だと思います。
 大人が子供用プールで遊べないように、人生は次々とステージが移行していくため各ステージでしかできない経験があり、やりたいことを闇雲に先延ばしにはできない現実を意識して行動することが大切で、先延ばしを防止する方法が以下のとおり述べられています。

 まずはお金のことは気にせず、やりたいこと全てを書き出す。残りの人生を5年や10年区切の時期に分けて、それぞれのやりたいことを実現したい時期に当てはめていく。

 そうすると若い年代で楽しめるもの、高齢でも楽しめるものなど、物事にはそれを行うための相応しい時期があることが見えてくる、特定の時期にやりたいことが重なっていれば調整することもできる、とのことです。

 私もやりたいことリストは作っていますが、賞味期限までは意識していませんでしたので、実行する時期を含めて作り直します。高齢になってからでは遅いものもありますし、やりたいことが多い時期はお金で時間を捻出するなど、工夫してよりよい人生が送れると思いますのでワクワクしますね。

 なお、お金の心配については、次章で語られています。

9 ルール8:45〜60歳に資産を取り崩し始める

 著者は45歳の誕生日に大金を使って離島で一週間、一生に一度の盛大なパーティをしたとのことです。それについては何とも言えませんが、一生の思い出を作るために、ある程度のお金を使うことは理解できます。

 私も数年前に、趣味である某スポーツのレベル向上のため、北海道から本州までオリンピアンに個人指導を受けに行きましたし、本州のオープン大会に出場したりもしました。それぞれ10 万円以上の費用が掛かりましたが、貴重な経験と楽しい思い出が残り、いまでもその時のことを思えば喜びが湧いてきます
 本書で何度も述べられていますが、日常生活を送るために今の楽しみを我慢して未来に備えることも必要としつつ、楽しみを先送りにするにも限度があります。
 その楽しみを実行するためにはお金が必要で、築いてきた資産をいつ取り崩すかを考えることになります。ただし、取り崩すには今後の生活資金の見通しがついていることが条件になると書かれており、いたずらに浪費を推奨していないことは重ねて強調されています。ここは間違えないように注意です。

 今後の生活資金の額を算出する方法として、「1年間の生活費✕人生の残り年数」を基本としつつ、実際は株式(インデックスの投資信託)等での資産形成を行うため、この金額よりも少ない金額を用意すればよく、老後資金としては「1年間の生活費✕人生の残り年数の70%程を勧めています。ただし、これは最低限の額として提示したもので、住む場所や求める生活レベルによっては変わってくるでしょう。

 さて、最低限の生活資金が確保できたとして、取り崩しは目標金額まで資産を築いたらではなく、時期で決めることを提案されています。
 金額を目標にしてしまうと、目標達成後にお金に目を奪われてさらに高い金額を目標にしてしまいがちになるためだそうです。

 取り崩し時期は各人の健康状態によって決めるとされ、同じ年齢でも健康な人は遅く健康に不安がある人は早めに取り崩すことが良いとされています。

 また、著者が本書スタッフとともに行った調査によると、亡くなる際に資産がゼロになり、かつお金と体力と時間の最適なバランスを取って最大限に人生の充実度を高められる資産の取り崩し時期としては、ほとんどの人が45〜60歳の間に取り崩す結果となったそうです。一般的に推奨されている時期よりも、はるかに早い段階から資産を取り崩し始めるべきということになる、と著者も一般的ではないと言っているとおり、私も第一印象としては早過ぎる印象はありました。

 ただしこれは、取り崩し時期のことだけであって、リタイアする時期ではないことに注意してほしいと述べられています。取り崩し時期を迎えたら、収入以上のお金を使って、資産を減らしていくタイミングの話しであり、資産を多く残して死ぬのはもったいない、生きているうちに自分や家族、大切な人達の人生を豊かにする体験を探し求めるべきではないかと提案されています。

 そう考えれば45~60歳からの取り崩しも理解できます。それでも不安にさせるのは老後資金が本当に確保できているのかが不透明なことが原因だと思いますが、一般的には高齢期の方が中年期よりも支出は少なくなるため、心配し過ぎる必要なないと言っています。

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10 ルール9:大胆にリスクを取る

 若い時はリスクを取って失敗しても立ち直る時間が十分あるため、失敗を恐れずに挑戦すべきで、結果はどうあれ、少なくともその経験から多くの思い出が得られる、と述べています。

 そして、大胆に行動するための3つのポイントが挙げられています。

① リスクを取るなら早い段階がいい。

 これは前述のとおりで、仮に失敗しても再出発可能な時間が多い時期に行う方がいいと言うことです。

② 行動しないことへのリスクを過小評価すべきでない。

 行動しなければ安全だが、何かを失っている可能性にも目を向けるべきとのことです。

 私も現状維持はゆるやかな退化だと考えています。いつもどおりが一番楽ですし、たまには息抜きでゆっくりしていますが、惰性で過ごせば過ごすほど大切な時間(経験)が失われていくのも事実です。

③ リスクの大きさと不安は区別すべき。

 不安になるとリスクを過度に大きく感じる、若くない人でも大胆になるべき時がある。それは苦労して稼いだお金をいつ使うかを判断する時だそうです。

 人生に不安はつきものです。ただ、冷静に判断する、時には第三者に相談することで、正しい、少なくとも納得できる判断が下せるものと考えます。

11 まとめ

 とりあえず、DIE WITH ZEROの第一歩として、我が家に食洗器を導入しました。5万円程しましたが、沢山の食器を洗わないといけないというプレッシャーや手間が大幅に減り、日々得られた時間を有効活用できています。お金で時間を買うことにしました(食洗器については後日別の記事としてアップしたいと思います)。

 老後資金を確保し、子どもには遺産としてでなく30歳前後になった際にお金を与え、それ以外の資産について、健康のため、時間(経験)のためにお金を使い、早い年代から資産を取り崩していくという著者の主張は理にかなっています。

 本書は、私が公務員を早期退職してセミリタイアするという大胆な行動について擁護してくれる都合のいい本、という一面もありますが、多くの方にとっても人生を豊かにするヒントが載っていますし、知識だけでなく行動に移しやすい提案もなされており、非常に実用的な内容だと感じました。

 ゼロで死ぬのは目標ではなく、人生を豊かにする手段であって、人生の終わりを意識することが今を充実させることに繋がります。やりたいこと、やれることはいつまでも実行可能ではなく賞味期限があることを忘れないようにすることが大事です。

 健康>時間>お金。これに尽きます。お金を貯めこみ過ぎずに、健康と時間のために投資する、そのための行動しましょう。今すぐにでも(この本を買う、図書館で借りることからスタートです)。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ]

価格:1870円
(2026/1/31 22:21時点)
感想(108件)

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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(前編)

更新日:2026.6.24

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

著者:ビル・パーキンス
訳者:児島 修
初版発行:2020年9月29日

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ]

価格:1870円
(2026/1/31 22:21時点)
感想(108件)

 夏に図書館で予約して44人待ちだった「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」がやっと手元にきました。それだけ人気ということですね。毎度毎度図書館には感謝です。2回読みましたので、感想などを書きたいと思います。

1 はじめに

 端的にこの本を紹介するならば、「健康>時間>お金。やりたいこと、やれることには賞味期限がある。アリでもキリギリスでもない新しい生き方の提案書」、というところでしょうか。もうこれは必読書です。

 インパクトのあるタイトルではあるものの、中身は現実的で堅実。かつ、読みやすい文章のため内容も理解しやすいです。ベストセラーになるのも納得ですね。高校生から高齢者まで一度は目を通してほしい本です。

 本書のまえがきはイソップ童話のアリとキリギリスの話題から始まります。アリはいつ遊ぶことができるのか? これが本書のテーマだと書かれています。

 そして、目次を読んだだけで、この本は私が求めていることが書かれていると確信しました。9章構成になっており、以下のとおり各章で1つのルールについて述べられています。
 また、各章の最後にルールに沿った実践すべき具体的な行動も示されており、これを読むだけでも、自分の行動を変えることができるようになっています。

1「今しかできないこと」に投資する
2 一刻も早く経験に金をつかう
3 ゼロで死ぬ
4 人生最後の日を意識する
5 子どもには死ぬ「前」に与える
6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
8 45〜60歳に資産を取り崩し始める
9 大胆にリスクを取る

 以下、各章について触れていきたいと思います。

2 ルール1:「今しかできないこと」に投資する

⑴ 今しかできないこと

 私も含めて多くの人は自分が少なくとも当面は死なない前提で物事を考えていると思います。そのため、やりたいことも先延ばしにしがちです。今は忙しいから多少落ち着いてから始めよう、別に来年でもできる、定年になってから始めようなど。

 とは言え、今の状況は今でしかなく、明日以降に今の状況が続く保証は何一つありません明日、交通事故で死ぬ可能性もある訳です。
 もう少し現実的な例で言えば、コロナ禍が挙げられます。
 私はコロナ禍直前の2019年に某チームスポーツのオープン大会に「出場しました。私にとっては実力が足りないなかで仲間に声をかけて大会に出ることは勇気がいりましたが、経験を積みたい一心で行動に移しました。結果、仲間と濃密な時間を過ごすことができ、大会経験も積め、順位も予想以上となり、さらにそのスポーツへの情熱が高まりました。この大会はその後、コロナ禍のため2年間中止になりました。
 やりたいことはやれるうちにやらないとできなくなることを強く意識させられる出来事でした。

⑵ いつ投資するか

 著者は時間とお金を最大限に活かすには、それをいつ、何に使うかが大切だと述べています。かつ、ただ欲望の赴くままに散財すべきではなく、ある程度の資産があり適切な計画を組んでお金の心配が少ない人について、無駄に貯めこんでいないか、今しかできない経験を極端に先送りして人生の喜びを犠牲にしていないかを問いかけています。
 明確な将来設計をしつつも、今を楽しむことも忘れない生き方については次章以降で解説されています。

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3 ルール2: 一刻も早く経験に金をつかう

 著者は老後、自由の効かなくなった時に必要なのは思い出だと言っています。個人的にはあまりピンときませんが、老後でなくても、いい経験や思い出は人生を豊かにしてくれるのは間違いありません。
 また、ただただ老後に備えて働き続けるアリ的な生き方が過大評価され過ぎていることに警鐘を鳴らしています。もちろんキリギリス的な生き方は誤りとも断言しています。
 よって、その中間にある最適なバランスで生きることを提唱しているのです。

 次に、株式投資で配当が得られることと同じで、経験(記憶)からも配当を得られるとも書かれています。思い出話に花が咲く、経験に基づいて新たな行動に移せるなど、その場での瞬間的な経験だけでなく、長期的にその経験から多くが得られる訳です。
 そのため、お金を貯め過ぎずに経験を買うことを勧めています。そして、歳を重ねると行動に移せる選択肢が少なくなるため、若い時に多くの経験をして長い間配当を受け取る方が効果的だと述べています。

 確かに資産形成のためだけに生きるのと、興味のあることに時間を割くのとでは人生の彩りに違いが出ると考えます。どちらが厚みのある人間になるかは明白です。

4 ルール3:ゼロで死ぬ

莫大な時間を費やして働いても、稼いだお金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻すすべはない。

 本書のこの一文には共感しかありません。私がセミリタイアを意識したのも、こういう考えがあったからで、ある意味、私を擁護してくれているように感じました。
 ただ、自分にとって使わないお金が一体いくらなのか、それが問題になってきます。

 また、高齢になると収入源が限られてきますので、生活費や医療費のことを考えると年金だけでは不安なため、できるだけ資産を積み上げることを意識するのは当然です。

 しかし、この「できるだけ」というのが問題で、それについては次章で述べられています。

 そもそも年金は老後の収入と言うより最低限の保険と考えるべきです。老齢年金が主契約、障害年金と遺族年金が特約のイメージです。よく聞く、年金だけでは生活が苦しい、というのは当たり前です。年金の他にどれくらい資産を築くかを計画することが大事です。

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5 ルール4:人生最後の日を意識する

 著者も、厳密にはゼロで死ぬのは不可能と断言しています。自分の寿命が分からないためです。
 ただ、150歳まで生きるかのように過度に資産を温存したまま人生を終えることが多く、必要のないお金を稼ぐために働いて、時間を無駄にしてしまっていることが問題だと言っているのです。
 自分の余命を意識して、何年分の生活資金が必要かを計算するのと、闇雲に将来を不安がって資産を積み上げるのでは雲泥の差が生じます。不安や恐怖のために、必要以上に働き続けるのは、老後の自分が現役世代の自分から時間を奪っていることになります。

 基本的には100歳、慎重派であれば115歳まで生きることを前提に逆算して生活資金の必要額を考えれば大きな問題は起こらないように感じます。
 年齢を重ねると人はお金を使わなくなるとも書かれており、それは私の両親を見ても理解できます。体力の衰えから行動力が減ればお金を使う場面は少なくなるでしょう。

 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間である「健康寿命」は2022年の統計によると、男性:72.57歳女性:75.45歳とのことです。

 なお、平均寿命は男性:81.05歳、女性:87.09歳。

 ※厚生労働省公式サイトより確認。

 この「健康寿命」は強く意識する必要があります。全てではないものの、やりたいことができるタイムリミットであり、支出額が減少するポイントでもあると考えます。

 よって、老後の支出も亡くなるまで一定ではなく、70代前半までの支出よりも70代後半以降の支出は低くなるはずで、それも考慮して必要額を算出する方が誤差が生じにくいのではないでしょうか。

kennet.mhlw.go.jp

6 ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える

 ゼロで死ぬと言うのは、自分の全財産を自分のためだけに使い切るのではなく子どもに与えるお金を取り分けた後の分について使い切るもので、子どもには遺産としてでなく、もっと早い段階で与えることが有用で、具体的にはお金から価値や喜びを引き出す能力は加齢とともに低下するため、気力や体力が充実している26〜35歳の時点で与えるのが最善と述べられています。

 確かに、自分が90歳で寿命を迎えたとして、その時に子どもが60歳だと仮定すると、子どもは既にある程度の資産を築いているはずで、子どもは遺産を自分の成長や経験には活かせない年代になっています。
 もっと子どもが若くて時間やお金が不足しがちな年代に、何かの経験(キャリアアップ、人生を豊かにする体験、投資による資産運用など)を得るためや、生活環境の改善(住環境、時短家電、車などの高額商品の購入など)に役立つ資金として与える方が、子どもにとってはありがたいでしょうし、自分が亡くなってからでは、子どもからありがとうと言ってもらえません(言われるために渡す訳ではありませんが)。

 最悪、自分より先に子どもが死ぬ可能性すらあります。

 生前贈与を主、遺産を副、とするのは良い方法だと感じました。ただし、遺産を残すためだけに自分が長く働く必要はありません。 

 

 長くなったので、後編へ続きます。

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平日に実家へ帰省できる幸せ

 昨日の午後に有休を取り、約90km離れた実家へ移動し一泊してきました。今日は非番日。午前中に実家の除雪を1時間程して昼過ぎに帰ってきました。

 除雪の手伝いメインで帰省しましたが、今シーズンは雪が少ないのであまり貢献できず。これからドカッと降りそうで怖いです。

 正月も帰りましたが、高齢の両親の見守りを兼ねて平日に実家へ帰ることセミリタイアした理由の一つです。自己満足かも知れませんが、除雪作業中は充実感があり、天気も良くて清々しい気分になっていました。

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 手伝いだけでなく、普段の生活状況や食事状況を確認したり、それとなく今後の生活をどうしたいのかを聞いたりと、情報収集や両親への意識付けをしてみたりもしました。

 両親は割と元気ではありますが、親孝行できる時間は少なくなってきていると思うので、時間を作って顔を見せに行って、少しでも同じ時間を過ごしたいと思います。

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